撮れ高ゼロの朝と、変わりゆく浅草
- Hair siete
- 5月1日
- 読了時間: 2分
最近めっきり野鳥が撮れない。
朝3時間も歩き回って、シャッターを一度も切らずに帰る日もしばしば。
昨日の休みもまさにそんな日。撮れ高ゼロに軽く絶望し、午後から撮影依存症の禁断症状を抑えるべく浅草へ。
平日水曜、とはいえゴールデンウィーク。
浅草はまるで竹下通りのような人混み。体感9割は外国人、残り1割が日本人。
浅草寺のあたりをのんびり歩きながら撮っていてふと気づいたのは、
昔ながらのお店が“外国人ウケ”を意識したリニューアルをしていること。
和風ではあるけれど、どこか「演出された和」みたいなわざとらしさ。
きっとインバウンド効果で儲かっているんだろうな。
円安は、ホテルや観光業にとってはちょっとしたバブルみたいなものかも。
うちのサロンにも時々、英語が話せる内藤さん目当てに外国人のお客さんが来る。
でも、飛び込みで「予約取ります」と言った人のほとんどは、数日後の予約をすっぽかす。
Wixでホームページを作っていた時に、オンライン予約機能を勧められた。
会計方法の選択で「当日現金払い」と「オンライン事前精算」が選べたんだけど、
当日払いにしたら「事前精算の方がキャンセル率低いですよ」って言われてちょっと納得。
日本人のドタキャンも無くはないけど、
特に外国人旅行者の翌日以降の予約は9割がすっぽかし。
うちはその対策として、旅行者の何日も間の空く予約は基本的に取らないことにしている。
そういえば以前、目黒川沿いのピザ屋さんのレジに
「テラス席 食い逃げ多発!事前精算を忘れずに!」って張り紙がしてあった。
「ここ日本だよね?」と、思わず笑いそうになった。
食い逃げが多いのは日本人の景気が悪いからなのか、
それとも悪質な観光客がやっているのか。
理由はわからないけど、いろんな意味で日本は確実に変わったと感じた一日だった。
個人的には、コロナ前の、そして中国人観光客が来る前くらいのちょうどいい観光客数が理想だったな、と思う。

Comments